第25回山梨中央銀行杯・山梨県ママさんバレーボール大会
《 戦評 》
▼決勝戦
山梨クラブ 2-0 春日居ベリー
▼会場
小瀬スポーツ公園体育館
▼日時
令和3年7月3日(土)
11:50~13:07
▼審判
主審:遠藤朋子
副審:雪丸幹子
記録:小林ほみえ
▼戦評
第25回山梨中央銀行杯 山梨県ママさんバレーボール大会の決勝戦は、前回大会(2019年度)と同じ山梨クラブと春日居ベリーとの対戦となった。前回女王の春日居ベリー吉岡のサービスエース、レフトエースの小山田の力強いスパイクなどで、5連続ポイントで始まった第1セット。山梨クラブも大沢にトスを集め反撃していく。7-9の時長いラリーがを制した山梨クラブは、相手のミスもあり同点に追いついた。大沢と深沢のサーブの時に連続ポイントをあげ18-13と突き放したかのように見えた。しかし春日居ベリーも粘り強いレシーブから小山田に繋ぎ、ブロックなどで応戦し19点まで追い詰めたものの、最後は山梨クラブ大沢に決められ21-19で第1セットを落とした。第2セット春日居ベリー小山田の強烈スパイクがコートに落ちた。三枝・谷口のサービスエースもありリードを広げる春日居ベリー。山梨クラブは単純なミスが連続して波に乗れない様子。中盤、荻野・深沢のサービスエースで同点に追いたが、またミスで連続失点。小山田をブロックで止めたりと粘りを見せたが、第2セットは春日居べリーに奪い返された。勝負の決まる第3セット。山梨クラブ大沢・荻野の攻撃が決まり、小山田に3枚ブロックで対応して連続でブロックポイントをあげたりと、リードしていく。細かいミスはあるが第2セットは引きずってはいない。春日居ベリーもキャプテン根津・田中・吉岡と小山田に交え攻撃を仕掛けていく。終盤、山梨クラブは19-13とリードはしていたが、3点詰め寄られタイムを要求。ベンチから「最後まで声をかけて、自分の仕事をキッチリしよう。」と声がかけられた。タイムあけ落ち着いてプレーをし、最後は宮のサービスエースでゲームセット。
一年越しのリベンジを果たし、山梨クラブが優勝を勝ち取った。
いつもなら山梨中央銀行の行員の皆様の大応援の中で開催されていた大会が、コロナ禍において無観客試合となってしまいした。とても素晴らしい試合だったので、来年度はたくさんの皆様と一緒に、この感動を分かち合えたらいいなと思っております。
▼山梨クラブの皆さん