第49回会長杯・第45回コカ・コーラボトラーズジャパンカップ 3部
《 戦評 》
▼決勝戦
竜王東セラヴィ 2-0 敷島北
▼会場
小瀬スポーツ公園体育館
▼日時
2022年5月26日(木)
10:45~11:20
▼審判
主審:保坂知子
副審:伊藤由基
記録:秋田美紀
▼戦評
3部の決勝は峡北・甲斐ブロック同士の対戦となった。
昨年2部から3部に変更し、優勝を果たした竜王東セラヴィにとっては2連覇、対する敷島北にとっては初優勝をかけての戦いだ。
先ずは第1セット。最初は小俣のサービスエースでそのまま走るかと思われたが、逆に敷島北・瀧澤の連続サービスエースで、たまらず竜王東セラヴィが先にタイムアウトを要求した。その後はエース植松のアタックや望月のサーブで追いつき、中盤までは互いに競った展開となった。9-8からは植松やセッター深沢のプレーが冴え、敷島北も最後粘って長いラリーとなったが、1点しか与えず21-9で圧倒した。
第2セットは敷島北のサーブで始まったが、1セットめをひきずってかお見合いや反則が続き、瀧澤や清水が攻撃で奮闘するものの、序盤から勢いが喪失。逆に竜王東セラヴィは小俣、三井のサーブで得点を重ね、植松だけでなくライトアタッカーの望月も活躍。攻守にわたり長年の信頼関係が完成された竜王東セラヴィが隙を与えず常に先攻し、セットカウント2-0で大会二連覇を果たした。
記載者:三科尚子