【戦評】第28回 山梨中央銀行杯 山梨県ママさんバレーボール大会

第28回 山梨中央銀行杯 山梨県ママさんバレーボール大会

▼決勝戦
東桂クラブA  2-0 長坂

▼会場
昭和町総合体育館

▼日時

2024年7月7日(日)
12:30~13:17

▼審判

主審:小澤光江
副審:小林ほみえ

記録:長田朋美

▼戦評

大会2日目、準決勝・決勝の3試合は昭和町総合体育館で行われた。当日の気温は39℃超え。館内にある冷風機器をフル稼働したものの、過酷な条件での試合だった。準決勝から熱戦が続いたため、プレーヤーの体力と熱中症が心配だったが、初の決勝戦進出の長坂と11年ぶり5回目の東桂クラブAの対戦は、1セット序盤は試合巧者の東桂クラブAが9-3とリードを広げていたが、長坂6番板山のスパイクとサーブ、11番跡部のスパイクも決まり、あっという間に同点となった。中盤から終盤はシーソーゲームだったが、長坂がミス。それを見逃さなかった東桂クラブAが連続得点で突き離し、最後は11番エース渡辺(桃)がスパイクを決めセットを奪取した。

続く2セットは長坂が粘り強いレシーブと繋ぎで先行していたが、東桂クラブAのライトエースの平井がフェイントを落としてポイントを取った。ベンチからの正確な指示だった。ここから7連続得点と波に乗った時に4番小俣の足がつるアクシデントがあり長坂に連続失点するも、ブロックでポイントを重ねた。長坂も19点を取られたあとも、8番小林のスパイクなどで諦めず攻撃したが最後はスパイクミスでゲームセット。東桂クラブAが4回目の優勝を手にした。

両チームとも暑い中、集中力を切らすことなく最後まで素晴らしい試合をしてくれて、ありがとうございました。お疲れさまでした。

 

記載者:有泉千織

 

▼東桂クラブAの皆さん