第31回 NTT山梨フレッツカップ

Aパート優勝 : 甲西大明

《 戦評 》

Aパート決勝戦
甲西大明 2-1 田富北

会場
小瀬スポーツ公園体育館

日時
平成27年2月28日(土)
14:50 ~ 16:02

審判
主審:吉田仁美
副審:山本明子
記録:中込恵美子

戦評
初優勝を狙う甲西大明と三連覇の掛かった田富北の対戦。

『 第1セット 』
甲西大明はエース新津のアタックで初得点。新津は高い打点から、ストレート、インナーにと得点を重ねた。田富はエース中村にセミの橘田を絡め攻撃した。

終始リードを許していたが、20対20で同点にすると、センターブロック、中村のサービスエースが決まり、22対20でこのセットを奪った。

『 第2セット 』
甲西大明はセッター渡辺がセミの田中を多用、絶妙なトス回しで速攻を決め、11対6と前半をリードした。

田富はこの間、2度のタイムアウトで挽回に努めたが、甲西大明のアタック陣はブロックを弾き勢いのまま、21対14でこのセットを奪い返した。

『 第3セット 』
甲西大明はセッター渡辺が3本のサービスエースに片手トスでクイックを活かすなど大活躍を見せ、7対0とリードした。

田富は橘田の速攻で反撃開始。レシーブ陣の粘りにエース中村も渾身のアタックで応えて連続得点、15対15で追い付いた。ここから甲西大明は集中、相手攻撃をひたすら拾い上げ、セッター渡辺も落ち着いてフェイントを決めた。

最後は新津が軟攻でブロックを吸い込ませ、21対18で激戦に終止符を打ち、甲西大明が初優勝を果たした。

甲西大明の皆さん